YUTASEZUTA スクールリポート 1/17


1/17(日) 御宿海岸
くもり オフショア ひざたまにもも
 
今日は3人グループ。
みなさまそれぞれがレベルが違い
リピート回数もまたそれぞれですが
仲良く楽しく一緒にサーフィンしているのが印象的。
 
(1)
 
ロングと言えばノーズライド。
誰もが優雅なノーズライドをイメージしますが
それを意識しすぎるばかりに
どんな時でも「ノーズ!!」を狙ってしまい
ワイプアウトや波に取り残されてしまったり・・・・・
 
これを「ノーズに行きたい病」と呼んでいます。
 
スムースなライディングとは
「波に求められることをする」
とすると、やはり時には踏みとどまるときも必要です。
 
ハングファイブやテンというのは
「特定の条件」を整えなければ成立しません。
 
マリブのようなパーフェクトな波であれば
がむしゃらにトライしていれば感覚をつかめますが
御宿海岸の小波となればそうもいきません。
 
そんなときはウォーキングの基本動作を練習しましょう。
2歩歩いて2歩下がるだけ。
シンプルですが意外と難しいです。
 
この練習のかいあって
フォームや流れがスムースになることは多々あります。
 
(2)
 
よくある質問で
「ウォーキングの1歩目がでません、なぜですか?」
かなり多い質問です。
 
この質問をされる大半の方には共通点があります。
それは「足を出すこと」を意識しすぎている点です。
 
ニュートラルな態勢から足だけを出そうとすると
頭が後ろに下がり、すってんころりん。
これも多く見られます。
 
なので、ウォーキングで大切なことは
「最初に頭を出すこと」
 
後ろから いきなりどつかれて
身体が前にふっとんだ そのあとに
足を出すくらいのイメージ。
 
足で受け身をとるみたいな。
 
前に行くウォーキングは
かならず加速するために歩きますから
歩くときはもちろん前傾姿勢になります。
 
「前に行くのが怖い=後傾となり=すってんころりん」
 
この悪循環を脱出すれば
最初の1歩の糸口が見えます。
 
(3)

パドルとかテイクオフとかの基本について
 
パドルを早くするためには
パドル筋肉をよく鍛えろ!

とか
 
テイクオフするときに
もっとこいでこいで!!
パドルして!!
と言う事もありますが
 
ノーパドルテイクオフ
という技があるくらいなので―
(以下ウィングナット先生のお手本)
 
 
この映像最初5秒間 テイクオフするまでが
まさにテイクオフの基本と言えます。
 
・波をよく見る。(板を返しながら。返してもまた見る。確認する。)
・波の斜面の反り具合に合わせるようにボードを寝かせる。
・頭と重心を波より前に持っていくようにする。
 
などなど。
 
 つまり
パドル=テイクオフ
というのはあまりピンときません。 
 
大切なのはあくまでも
波に合わせた重心移動
 
パドルだけでも
うねりやカレント、海面の荒れに
合わせて効率よくパドルする
 
などなど。
 
その感覚をつかめるようになるには
あらゆるコンディションで海に入りその経験を
積み重ねることが何よりとなります。
 
僕の場合は、九州福岡で育ったので
あまり波がある環境ではありませんでした。
 
平均的に オンショアひざもも のコンディションが多かったので
そんななか小学生でロングボードに乗っていたので その時に
「パワーのない小波での効率的なロングボードの操り方」
を学んだと思っています。
 
ある意味終わりがない基本の追及
だと思います。
 
あらゆる波が一度きりで
最初のアプローチが
そのあとのライディングを
構成するわけですから
 
とても大切な部分だと思います。
 
急ぐ必要はまったくないので
自分の感覚をしっかりとつかめれば最高です。
 
 
 


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