2016/06/25

YUTASEZUTA スクールレポート 6/23 AM -SP GUEST!!-


 
6月23日AM 太東海岸
ひざもも 雨 オフショア
 
この日はスペシャルなお客様!!
JPSAグランドチャンピオンのピロタンこと吉川広夏プロです。
写真左は妹のミクちゃん。
 
日本プロサーフィン連盟が開催する
プロロングボードサーキットでは
数えきれないくらいの優勝経験を持っています。
 
ここ数年はJPSA,WSLなどのプロツアー以外にも
ヌーサやマリブなどの海外のコンテストへも積極的に出場し
シングルフィンロングボーディングも メキメキ実力をあげ
とてもいい経験を積んでいます。
 
やはり自分より下の世代の子たちには やれることはやってあげたい。
 
ひとりでもサーフィンとかかわりながら
波を追いかけながら 自分の人生を進む
そんな次世代の若手を育てることも今の自分の目標です。
 
ですので、今後もYUTASEZUTAは
継続的にピロタンこと吉川広夏プロのスクールを行っていきます!!
今後の活躍がさらに楽しみですね!!
 
----------
 
で、本題のスクールレポート。
せっかくなので ピロタンのスクールをレポートしましょう。
 
今回のいくつかある課題の中のひとつ 「ハングテン」
 
・もうすこしハングテンで長くステイしていたい
・ハングテンできる確率をあげたい
 
といった内容でした。
 
ポイントはやはり重心移動にあります。
これも普段のウォーキングの基礎を応用します。
 
ピロタンには
 
・まずハングファイブは自分の選択肢に入れない(ハングファイブという技自体無いと考える)
・ハングファイブの際に 後ろ足を軸にして安定させる癖をやめる。
・ハングファイブからハングテンに行く際には 重心を浮かさずに。
・そしてその重心はハングテンまでしっかりキープするように。
 
と事前にアドバイスを伝えました。
 
画質が荒いですが、そのクリップを見ていきましょう。
 
 
 
1本目は海に入って 最初の1本目。
2本目はいくらか調整したあとのライディング。
 
3,4本目は その2つのライディングのスローです。
 
やはりプロです。
1本目からアドバイスを意識してライディングに取り入れました。
そしてそのあとは調整しつつも、今までと違うノーズライドを見せてくれました。
 
------------------------------
 
まずは1本目をスクリーンショットで
ブレイクダウンします。
 
写真で細かく見ていきましょう。
 
 
4ステップでハングファイブしたところ。
頭は両足の間よりやや前。いいポジションです。
 
このとき後ろ足側に重心を乗せていると
ハングテンへの移行が難しいです。
重心の移動する距離が長くなるためです。
 

 
そして右足を寄せるように 重心も合わせて持ってきて ハングテン。
ここからすこしスピードが失速するので・・・

 
・・・スピードが落ちて置いて行かれないように
ややヒザをまげて ボードを前に押し出します。
 
重心もややさらに前へ。
バランスも1本に整っています。
いいですね。
 

 
波のフェイスが 張らなくなってきたので
ハングファイブへ戻しています。
 
でもこの場合は ただのバックステップですね。
 
もちろん 重心は前足にのせます。
後ろ足だけ ひくイメージ。
 
教科書どおりの動きです。

 
そのまま重心も後ろ足に戻しつつ・・・

 
重心が後ろ足に乗れば 前足が軽くなっていますので・・・

 
そしたら前足を引きます。
 
頭は後ろ足の真上に残っていますので
非常に安定した形でステップバックしてます。
 
―お手本のようなウォーキングバックでした。
 
ハングテンへもスムースに重心が移行できているのでGOOD。
 
タイムコードを見ると この間 約1秒ちょい。
その一瞬とも呼べる中に これだけ細かいコントロールが含まれています。
 
ロングボードはやはり繊細です。
 
----------
 
そして今度はハングテン応用編。
ハングファイブとテンのコンビネーション。
2本目をブレイクダウンしましょう。
 
 

 
ますはハングファイブ。
1本目と同じようなアプローチです。

 
ここで先ほどよりも 前足に重心を移動。
頭、コシ、ひざ のすべてが 1枚前より
前足よりに移行しているのが解ります。
 
 
あとは後ろ足を添えるようにして ハングテンへ。

 
すこしラインが低く、刺さりそうだったので ハングファイブへ戻します。
 
上半身を後ろにひきながら、下半身は前に出します。
イメージとしては 飛行機が離陸する感じ。
下半身は前に出しながら、上に持ち上げます。
 
このときノーズをハングしていないと、この動きが出来ません。
 
上に持ち上げるのは、前足のハングが必要となります。

 
このとき ボードはフェイスの半分よりやや下の位置にあります。
ダウンザラインもしていますので、もうすこしラインをあげたい。
でないとパーリングします。
 
(*ダウンザラインとはノーズがやや下を向き スピードがでていること)
 
ですので、引き続き 上半身をひき 下半身を前にそして上に。
 
上半身は後ろ足の真上に来ているのがポイント。
 

 
そうすると グンとスピードがアップします。
それに驚いて1度バランスを崩すピロタン。
 
このときスピードが出るのは しっかり重心を浮かせないでコントロールしているから。
 
ポイントとしては ノーズが沈まないようなコントロールでした。
 
その中でノーズを持ち上げるようにコントロールすることは
もちろん前に上にボードを進ませようとするわけですので
必然的にスピードアップします。
 
ここで終わってしまう人は 後ろ足に重心が残りっぱなしかも。

 
グンとスピードがでたので そのままセクションをクリア。
先ほどのダウンザラインが、ややフラットになっています。
 
ノーズが下を向いておらず 波に対して平行にボードがすべっています。
 
ここまでくれば パーリングの心配は無し。

 
そして再度まだ後ろ足を 前足に寄せます。
 
ダウンザライン → フラット にシフトする瞬間に
テールに水が乗るので 必然的にノーズはリフトしていきます。
 
ピロタンもそれをわかって 前足側に重心をシフトします。
 

 
したがって テールに水が乗っているので
そのあともハングファイブをキープすることができます。
 
このハングファイブはスタンスも狭く
重心もほぼハングテンに近い感じ。
 
とても難易度の高いハングファイブです。


 
あとは得たスピードをキープしつつ
テールに乗っている水が なくなるまで
ハングファイブをキープします。
 
素晴らしいコンビネーションです。
 
-----------------
 
いかがでしたか?
 
今スクールを受けている皆さまにアドバイスしていることは
上達すればするほど 大切になってきます。
 
ですが やっていることは 一緒です。
 
バランスのとり方 や 重心移動の方向とタイミング。
 
エキスパートになればなるほど より繊細です。
 
でもそれを可能にするのは 毎日のサーフィンにて
いかに意識してサーフィンするか。
 
地道なウォーキングとターンの練習は
この段階に来て おおく活かされます。
 
地味な指導をすることも多いですが
その中に喜びや楽しみを見つけて
自分のかっこいいライディング姿をイメージしつつ
頑張りましょう!!
 
今後もピロタンスクールをこうご期待!!
彼女の成長も楽しみですし、皆様にはこのブレイクダウンを
楽しんでもらえれば幸いです。
 
YUTA


0 件のコメント:

コメントを投稿